標本調査の計算問題
標本から母集団の総数を推定する
この単元のポイント
公式と考え方
集団全体(母集団)を調べる代わりに,一部(標本)を調べて,全体の性質を推定する調査を標本調査といいます。
- 標本は,かたよりがないように,無作為に(でたらめに)選びます。
- 標本での割合が,母集団でもほぼ同じ割合であると考えて,比例式で全体を推定します。
- 標本の中の割合 母集団の中の割合,という関係を使います。
例題と解き方
箱の中に玉が800個入っています。無作為に40個取り出したところ,白玉が6個ありました。箱全体の白玉は,およそ何個ですか。
- 全体の白玉を 個とすると, です。
- より, なので,およそ120個です。
池の魚に印をつけて30匹放し,後日40匹をとらえたところ,印のついた魚が5匹いました。池の魚は,およそ何匹ですか。
- 池全体の魚を 匹とすると, です。
- より, なので,およそ240匹です。
よくある間違い
- 比例式の項の並べ方を間違えて,答えが大きくずれてしまう。何に対する割合かをそろえます。
- 標本をかたよって選んで,全体を推定してしまう(無作為に選ぶことが必要)。