Math Gym

複素数平面(ド・モアブルの定理)の計算問題

ド・モアブルの定理を使った計算(4択)

この単元のポイント

公式と考え方

ド・モアブルの定理を使うと,極形式の複素数の累乗が,簡単に計算できます。

  • {r(cos⁡θ+isin⁡θ)}n=rn(cos⁡nθ+isin⁡nθ)\{r(\cos\theta+i\sin\theta)\}^n=r^n(\cos n\theta+i\sin n\theta) です。
  • 絶対値は nn 乗,偏角は nn 倍になります。
  • (a+bi)n(a+bi)^n は,まず極形式に直してから,この定理を使います。
例題と解き方

(1+i)8(1+i)^8 を計算しなさい。

  1. 1+i=2(cos⁡π4+isin⁡π4)1+i=\sqrt{2}\left(\cos\dfrac{\pi}{4}+i\sin\dfrac{\pi}{4}\right) です。
  2. (2)8(cos⁡2π+isin⁡2π)=16(\sqrt{2})^8(\cos 2\pi+i\sin 2\pi)=16 です。

(cos⁡π6+isin⁡π6)3\left(\cos\dfrac{\pi}{6}+i\sin\dfrac{\pi}{6}\right)^3 を計算しなさい。

  1. 偏角が3倍になります。cos⁡π2+isin⁡π2\cos\dfrac{\pi}{2}+i\sin\dfrac{\pi}{2} です。
  2. ii です。
よくある間違い
  • 絶対値 rr を,nn 乗するのを忘れる。
  • 偏角を nn 倍したあと,角を整理する(2π2\pi の整数倍を引く)のを忘れる。

同じ章のほかの単元