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常用対数の計算問題

常用対数の近似値を利用して値を求める

この単元のポイント

公式と考え方

10を底とする対数を常用対数といいます。log⁡102≈0.3010\log_{10}2\approx 0.3010,log⁡103≈0.4771\log_{10}3\approx 0.4771 などの近似値を使うと,いろいろな値を見積もれます。

  • log⁡106=log⁡102+log⁡103\log_{10}6=\log_{10}2+\log_{10}3,log⁡105=1−log⁡102\log_{10}5=1-\log_{10}2 のように,既知の値で表します。
  • NN の桁数は,log⁡10N\log_{10}N の整数部分に1を足した数です。
  • log⁡10N=k+α\log_{10}N=k+\alpha(kk は整数,0≦α<10\leqq\alpha<1)のとき,NN は k+1k+1 桁です。
例題と解き方

log⁡102=0.3010\log_{10}2=0.3010,log⁡103=0.4771\log_{10}3=0.4771 として,log⁡106\log_{10}6 と log⁡105\log_{10}5 を求めなさい。

  1. log⁡106=log⁡102+log⁡103=0.3010+0.4771=0.7781\log_{10}6=\log_{10}2+\log_{10}3=0.3010+0.4771=0.7781 です。
  2. log⁡105=log⁡10102=1−0.3010=0.6990\log_{10}5=\log_{10}\dfrac{10}{2}=1-0.3010=0.6990 です。

2102^{10} は何桁の数ですか。log⁡102=0.3010\log_{10}2=0.3010 とします。

  1. log⁡10210=10×0.3010=3.010\log_{10}2^{10}=10\times 0.3010=3.010 です。
  2. 整数部分3に1を足して,4桁です。
よくある間違い
  • 桁数を,整数部分そのままにして,1を足し忘れる。
  • log⁡105\log_{10}5 を求めるときに,10÷210\div 2 の関係を使わず,計算が進まなくなる。

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