仮説検定の考え方の計算問題
仮説検定の用語・考え方を問う概念問題(4択)
この単元のポイント
公式と考え方
仮説検定は,ある仮説のもとで,観察された結果が偶然に起こる確率を調べ,その確率が小さければ,仮説を疑う考え方です。
- 「偶然では起こりにくい」ことを示したい主張の,反対の仮説(帰無仮説)を立てます。
- 仮説のもとで,観察された結果以上に極端な結果が起こる確率を調べます。
- その確率が基準(有意水準,たとえば5%)より小さいとき,仮説を棄却します。
- 棄却されなかったときは,仮説が正しいと証明されたわけではなく,「仮説が誤りとは言えない」と判断します。
例題と解き方
硬貨を10回投げて9回表が出ました。この硬貨が公平であるという仮説を,有意水準5%で検定しなさい。
- 公平なら,9回以上表が出る確率は (約1.1%)です。
- 5%より小さいので,「公平である」という仮説を棄却し,公平でないと考えられます。
よくある間違い
- 仮説が棄却されないとき,「仮説が正しい」と結論づけてしまう。
- 有意水準の確率を,仮説が正しい確率だと取り違える。