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仮説検定の計算問題

検定統計量Zを計算する、またはその値から帰無仮説の判断をする(4択)

この単元のポイント

公式と考え方

母平均についての仮説を,標本の結果から検定します。帰無仮説のもとで,標本平均が偶然に大きくずれる確率が小さいとき,仮説を棄却します。

  • 検定統計量 Z=X‾−mσ/nZ=\dfrac{\overline{X}-m}{\sigma/\sqrt{n}} を求めます。
  • 有意水準5%(両側検定)では,∣Z∣>1.96|Z|>1.96 なら,帰無仮説を棄却します。
  • 棄却されない場合,帰無仮説が正しいと証明されたわけではありません。
例題と解き方

母平均50,母標準偏差10の母集団から,100個の標本をとったところ,標本平均が53でした。有意水準5%で「母平均は50」という仮説を検定しなさい。

  1. Z=53−5010/100=31=3Z=\dfrac{53-50}{10/\sqrt{100}}=\dfrac{3}{1}=3 です。
  2. ∣Z∣=3>1.96|Z|=3>1.96 なので,帰無仮説を棄却します。

同じ条件で,標本平均が51のとき,検定しなさい。

  1. Z=51−501=1Z=\dfrac{51-50}{1}=1 です。
  2. ∣Z∣=1<1.96|Z|=1<1.96 なので,帰無仮説を棄却できません。
よくある間違い
  • 棄却できないときに,「仮説が正しい」と言い切ってしまう。
  • ZZ の分母を,σ\sigma だけにして,n\sqrt{n} を忘れる。

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