仮説検定の計算問題
検定統計量Zを計算する、またはその値から帰無仮説の判断をする(4択)
この単元のポイント
公式と考え方
母平均についての仮説を,標本の結果から検定します。帰無仮説のもとで,標本平均が偶然に大きくずれる確率が小さいとき,仮説を棄却します。
- 検定統計量 を求めます。
- 有意水準5%(両側検定)では, なら,帰無仮説を棄却します。
- 棄却されない場合,帰無仮説が正しいと証明されたわけではありません。
例題と解き方
母平均50,母標準偏差10の母集団から,100個の標本をとったところ,標本平均が53でした。有意水準5%で「母平均は50」という仮説を検定しなさい。
- です。
- なので,帰無仮説を棄却します。
同じ条件で,標本平均が51のとき,検定しなさい。
- です。
- なので,帰無仮説を棄却できません。
よくある間違い
- 棄却できないときに,「仮説が正しい」と言い切ってしまう。
- の分母を, だけにして, を忘れる。