Math Gym

連立方程式(分数係数・小数係数)の計算問題

分数や小数の係数を整数に直してから解く

この単元のポイント

公式と考え方

分数や小数の係数がある連立方程式は,両辺に数をかけて,係数をすべて整数にしてから解きます。

  • 分数があるときは,分母の最小公倍数を両辺にかけて,分母をはらいます。
  • 小数があるときは,10,100などを両辺にかけて,整数にします。
  • 整数の項にも,同じ数をかけるのを忘れないようにします。
例題と解き方

{x2+y3=3x−y=1\begin{cases} \dfrac{x}{2}+\dfrac{y}{3}=3 \\ x-y=1 \end{cases} を解きなさい。

  1. 上の式の両辺に6をかけて,分母をはらいます。3x+2y=183x+2y=18
  2. 下の式から x=y+1x=y+1。代入して,3(y+1)+2y=183(y+1)+2y=18 より,5y=155y=15 なので,y=3y=3 です。
  3. x=3+1=4x=3+1=4 なので,解は x=4, y=3x=4,\ y=3 です。

{0.2x+0.3y=1.7x−y=1\begin{cases} 0.2x+0.3y=1.7 \\ x-y=1 \end{cases} を解きなさい。

  1. 上の式の両辺に10をかけます。2x+3y=172x+3y=17
  2. x=y+1x=y+1 を代入して,2(y+1)+3y=172(y+1)+3y=17 より,y=3y=3,x=4x=4 です。
よくある間違い
  • 分母をはらうときに,右辺の数にかけ忘れる。
  • 式を整数にするとき,一部の項にしか同じ数をかけない。

同じ章のほかの単元