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無限級数の計算問題

無限等比級数の収束・発散を調べ、収束するときは和を求める(4択)

この単元のポイント

公式と考え方

無限数列の和 a1+a2+a3+⋯a_1+a_2+a_3+\cdots を無限級数といいます。初項が0でない無限等比級数は,∣r∣<1|r|<1 のときに限り,収束します。

  • 部分和 Sn=a1+⋯+anS_n=a_1+\cdots+a_n が有限の値 SS に収束するとき,無限級数は収束するといい,SS をその和といいます。
  • 各項が0に近づくことは,級数が収束するための必要条件ですが,それだけでは十分ではありません。例えば 1n→0\dfrac{1}{n}\to 0 ですが,1+12+13+⋯1+\dfrac{1}{2}+\dfrac{1}{3}+\cdots は発散します。
  • 初項 aa,公比 rr の無限等比級数 ∑n=1∞arn−1\sum_{n=1}^{\infty}ar^{n-1} は,∣r∣<1|r|<1 なら収束し,和は a1−r\dfrac{a}{1-r} です。
  • ∣r∣≧1|r|\geqq 1(a≠0a\neq 0)のときは,発散します。
  • まず公比 rr を求めて,∣r∣<1|r|<1 かどうか確かめます。
例題と解き方

2+1+12+14+⋯2+1+\dfrac{1}{2}+\dfrac{1}{4}+\cdots の和を求めなさい。

  1. 初項2,公比 12\dfrac{1}{2} で,∣r∣<1|r|<1 なので収束します。
  2. 和は 21−12=4\dfrac{2}{1-\frac{1}{2}}=4 です。

3+6+12+24+⋯3+6+12+24+\cdots は収束しますか。

  1. 公比は2で,∣r∣≧1|r|\geqq 1 です。
  2. 発散します。
よくある間違い
  • 公比を確かめずに,a1−r\dfrac{a}{1-r} を使ってしまう。
  • ∣r∣<1|r|<1 の条件を,r<1r<1 としてしまう。r=−5r=-5 は条件を満たしません。

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