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数列の和と極限の計算問題

等差数列の和どうしの比の極限を求める

この単元のポイント

公式と考え方

等差数列の和どうしの比の極限は,和の公式で nn の式にしてから,分数式の極限として求めます。

  • 等差数列の和 Sn=n{2a+(n−1)d}2S_n=\dfrac{n\{2a+(n-1)d\}}{2} を,nn の式で表します。
  • 比 SnTn\dfrac{S_n}{T_n} を nn の分数式にして,最高次の項でわって,極限を求めます。
  • 和の公式を使わずに,項を書き並べて極限を考えるのは,誤りのもとです。
例題と解き方

Sn=1+2+⋯+nS_n=1+2+\cdots+n,Tn=1+3+⋯+(2n−1)T_n=1+3+\cdots+(2n-1) のとき,lim⁡n→∞SnTn\lim_{n\to\infty}\dfrac{S_n}{T_n} を求めなさい。

  1. Sn=n(n+1)2S_n=\dfrac{n(n+1)}{2},Tn=n2T_n=n^2 です。
  2. SnTn=n+12n=1+1n2→12\dfrac{S_n}{T_n}=\dfrac{n+1}{2n}=\dfrac{1+\frac{1}{n}}{2}\to\dfrac{1}{2} です。
よくある間違い
  • 和を nn の式にせず,極限を考えようとして,行き詰まる。
  • TnT_n の公式で,項数を間違える。

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