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分子にも根号のある2項分母の有理化の計算問題

分母を有理化した後,分子の根号の積まで計算して整理します。

この単元のポイント

公式と考え方

分子にも根号がある場合,分母を有理化する式を分子全体へ掛けます。分子の積を展開し,根号の簡単化と整数係数の約分まで進めます。

  • 分母が u+1\sqrt u+1 なら u−1\sqrt u-1 を掛け,分母を u−1u-1 にします(u>0,u≠1u>0,u\ne1)。
  • 元の分子は,掛ける2項式の両方の項へ分配します。
  • 分子に共通する整数の因数があれば分母と約分できますが,和や差の一方の項だけを約分しません。
例題と解き方

225+1\dfrac{2\sqrt2}{\sqrt5+1} を有理化しなさい。

  1. 分子と分母へ√5−1を掛けると,分母は 5−1=45-1=4 です。
  2. 分子は 22(5−1)=210−222\sqrt2(\sqrt5-1)=2\sqrt{10}-2\sqrt2 になります。
  3. 共通する2を約分し,210−224=10−22\dfrac{2\sqrt{10}-2\sqrt2}{4}=\dfrac{\sqrt{10}-\sqrt2}{2} です。
よくある間違い
  • 2√2を√5にだけ掛け,後ろの−1へ掛け忘れると,分子の第2項を落とします。
  • 分母4と分子の最初の項だけを約分せず,分子全体の共通因数を使います。

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