商の平方根が自然数になる最小の分母の計算問題
元の自然数から最大の平方因数を残すと,割る数を最小にできます。
この単元のポイント
公式と考え方
商の平方根が自然数になるには,商が自然数の平方である必要があります。分母を最小にするには,元の数から最大の平方因数を商として残します。
- が自然数なら, と書けます。aと平方数m²の積を考えます。
- Nの素因数のうち,偶数個にできる分を平方数にまとめ,余った因数をaへ回します。
- 商m²を大きく取るほど分母aは小さくなります。単にNの約数を1つ見つけるだけでは最小とは言えません。
例題と解き方
が自然数になる自然数aのうち,最小のものを求めなさい。
- と分解します。最大の平方因数は16です。
- なら になります。
- 商に16より大きい平方因数を取れないので,分母の最小値は15です。
よくある間違い
- a=1を最小と決め付けても,√240は自然数ではありません。
- 240=4×60だけでa=60と答えると,より大きな平方因数16を使って分母を小さくできることを見落としています。
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